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手術室

当クリニックではシャントをより長く安全に使用できるように
血管内治療(VAIVT)を行っております。

バスキュラーアクセス拡張術 VAIVTとは

PTA

このように狭くなっている部位をバルーンを用い拡張致します。

透析治療をされている患者様にとって、シャントや人工血管は本当の意味での ”命綱”です。しかし、時間の経過や繰り返す穿刺により、閉塞・荒廃してしまいます。
閉塞してから手術で新しくシャントや人工血管を作成するのでは血管がいくらあっても足りません。また手術の負担も大きくなっていきます。再び手術で作成するのではなく、血管に針を用いてバルーンを挿入し、狭いところで拡張する方法をVAIVTといいます。

症例1-1

この写真はVAIVT前の血管が細くなっている患者様の写真です。

症例写真述語写真

VAIVT後、狭くなっていた血管が広くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

Q&A

1.なぜ血管が狭くなってしまうのか?

シャントは人工的に静脈と動脈を繋いで作成しております。動脈の高い圧力の血液が静脈に流れ込むので、静脈の内側の膜が傷つき、厚みが増すことで内腔が細くなります。また度重なる穿刺や穿刺の失敗により細くなってしまう事があります。透析中や透析後の血圧の低下などによりシャント部の血流が悪くなり詰まりやすくなる場合もあります。

2.VAIVTをやる事によって何が良くなるのか?

血液透析は一分間に200ml以上の血液を人工腎臓(ダイアライザー)に送らなければなりません。そのため血管内が狭くなり流れが悪くなってしまうと、200ml以上の血液量を確保できなくなってしまいます。そのためVAIVTを行い血管内を拡張する事により十分な血液量を確保する必要性があります。

3.VAIVTって痛いの?

当クリニックでは痛みを和らげるために局所麻酔を用いてVAIVTを行っております。御心配な方はご相談ください。

4.VAIVT後すぐ穿刺や透析は行えるの?

基本的に透析日以外にVAIVTを行いますが、どうしても都合が合わない場合や理由がある場合は透析日にVAIVTを行う事も可能です。

5.シャントの狭窄をしないように予防できるの?

出来ます。予防方法は下記にお示し致します。

  1. 早期発見のために日頃から血流を確かめてください。
    手術の傷の跡(吻合部)の4cm上に手を当てスリル(振動)や聴診器を使い毎日音を聞くが大事です。また朝は更に上部まで音を聞いてあげる習慣をつけましょう。
  2. シャントを作成した腕の圧迫は避けましょう。
    • 腕時計や買い物袋など重いものをぶら下げたり乗せたりしない。
    • 手枕をしたり、関節を長いあいだ曲げたままにしない。
    • 穿刺部位は可能な限り毎回変える。
    • 血圧低下の予防や、透析の際に過度な除水を行わないよう体重増加を適正に管理する。
    • 下痢や脱水、急なヘマトクリット値の上昇には注意が必要です。
    • 適度な運動とハンドグリップやゴムボールを使い血管を鍛えてあげましょう。