過活動膀胱(OAB)

過活動膀胱(OAB)とは急に我慢できないような尿意におそわれたり、日中や夜間に何度もトイレに起きてしまったり、トイレまで我慢できずに漏れてしまう切迫性尿失禁(尿漏れ)などの症状があります。人がトイレに行く回数は日中5~7回、夜間は0回が正常だと言われていますが、過活動膀胱の患者様では日中8回以上、夜間も1回以上おしっこの為に起きてしまいます。現状で40歳以上の男女で8人に1人が過活動膀胱の症状を持っている事が分かっています。その内半分の方は切迫性尿失禁があると言われています。

過活動膀胱の症状

  • 夜間にトイレに行くために1回以上起きてしまう夜間頻尿。
  • 日中に8回以上トイレに行ってしまう頻尿症状。
  • 急にトイレに行きたくなり我慢が難しい。
  • 急にトイレに行きたくなりトイレまで我慢できずに漏れてしまう。

治療

抗コリン薬という膀胱の収縮する力を弱める薬による薬物療法が多く使われます。
また、カフェインなどの利尿作用のある飲み物を控えるなど生活改善や排尿の間隔を長くする膀胱訓練や膀胱を支えている筋肉を強くするために骨盤底筋体操を行うことも効果的です。

検査

問診
OABSSチェックシートや問診を行います。どんな症状があり、それによって日常生活にどの程度の支障があるのかを、できるだけ具体的に話しください。
検尿
顕微鏡や機械を使用し尿の成分や性質を分析し、血尿がないか、細菌が入っていないかなどを調べます。がんや感染症などの病気をみつけることができます。
超音波検査
お腹や背中に超音波をあて中の臓器の様子を画像で見る検査です。膀胱に残っている尿(残尿)の量や、腎臓・膀胱・前立腺の形や状態、がんや結石がないかなどを調べます。