血尿

目で確認できる血尿を肉眼的血尿、目に見えないのに健康診断などで初めてわかる血尿を顕微鏡的血尿と言います。
肉眼的血尿の90%、顕微鏡的血尿の70%が泌尿器科疾患と言われています。
残りは腎炎やネフローゼ症候群などの内科的疾患であり、蛋白尿を伴っていることがよくあります。
必ずしも全てがそうだとは限りませんが、疑わしい際は当クリニックにご相談ください。

種類

おしっこに血が混じる「血尿」の原因を大きく分けると、腎臓で尿ができる時に血が混じる場合と、尿ができた後に尿管や膀胱で血が混じる場合の2通りがあります。
原因として最も多いのは、強いわき腹の痛みを伴う尿路結石です。これは、腎臓、尿管、膀胱など尿の通り道に小さな石が形成されることで起こります。尿管は細いため、結石が尿管内で尿の流れを妨げたり、粘膜を傷つけたりすると、痛みや「血尿」の症状がでます。
おしっこが近い、回数が多い頻尿や、残尿感を伴う時は、膀胱炎などの尿路感染症が疑われます。体の抵抗力が落ちた時に膀胱に細菌が繁殖する急性膀胱炎は、女性に多く、おしっこに血が混じる「血尿」が見られることもあります。膀胱の中の表面は、柔らかい粘膜でできてますので膀胱炎になるとその内側の粘膜が炎症を起こし、ひどい場合は出血することがあります。
最近増加がみられる、膀胱がん、腎臓がんや一部の前立腺がんなどの可能性もありますので一度ご相談ください。
なんらかの疾患が疑われた場合には、CTや採血、膀胱鏡などいろいろな検査を行っていきます。