尿路内にできた結石を尿路結石といいます。できた部位によって腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石にわかれます。
尿路結石の多くは、シュウ酸カルシウムなどのカルシウムを主成分とした結石が主に腎臓でつくられます。
結石はおしっこの流れにのって尿管内を移動して尿管の狭いところを通過するときに詰まり激痛を伴うことがあります。
尿路結石は、約半数近くの人が再発すると言われている為、予防には食事を含めた生活習慣の改善が必要です。
疝痛(突然背中から脇腹が痛み腰をそるぐらいの激痛が走ります。)冷汗、吐き気、血尿、頻尿、残尿感、排尿痛といった症状が現れます。
症状によって異なりますが、5mm以下の結石に関しましては、鎮痛剤で痛みを止めながら水分を多く摂り自然に結石が排出されるのを待ちます。
できてしまった結石が大きい場合や激しい痛みがある場合は、衝撃波をあてて結石を粉砕させる体外衝撃波結石破砕術や内視鏡を使いレーザーや超音波で結石を砕いて取り出す経尿道的尿管結石破砕術などの治療法があります。